協会について

一般社団法人 札幌造園協会とは

札幌造園協会は、北海道・札幌地方の造園業者により結成される団体です。北海道認定の職業訓練校を運営するほか、技能検定講習のやイベント、ボランティア活動を行うなど、人材育成と業界の振興を目的に幅広く活動しています。

沿革

昭和49年4月 1日 札幌地方造園業組合として設立

昭和57年4月 1日 北海道知事から事業内職業訓練実施団体の認定を受ける

昭和60年9月26日 公益法人に組織替えし、社団法人 札幌造園協会を設立する

平成23年4月 1日 一般社団法人に移行

目的

本会は、造園工事に関する職業訓練並びに造園技術の調査研究及び普及活動を行い、造園工事に関する技能、知識の向上と造園業の振興を図り、もって造園工事技術者の経済的地位の向上と地域経済社会の発展に寄与することを目的とする。

構成企業


33社

役員

理 事 長 :奥内尚史

副理事長:森 正志 ・ 嘉屋幸浩 ・ 市川俊明

専務理事:真鍋昌市

事業内容

(1)造園工事に関する北海道が認定する職業訓練の実施に関すること

(2)造園工事の経営並びに技術の改善に関する調査研究及び建議

(3)造園工事業者の育成に関する施策の研究及び建議

(4)造園業者の安全施工に関する研究及び指導

(5)造園工事技術者に対する社会の認識を高めるための啓蒙宣伝

(6)会員との共催による講習会の開催並びにその事業への後援

(7)機関紙及び情報誌の刊行

(8)その他、本会の目的達成に必要な事業

主催事業

・札幌造園技術学院           認定職業訓練校  4月~翌年3月

・造園感謝祭              ボランティア活動 例年 みどりの日

・技能検定試験への協力と講習会の実施  国家検定     例年 9月

・造園技能講習会            会員サービス   随時

・ビオトープ委員会           環境保全活動   平成10年~平成15年


― ビオトープ委員会 ―

◆委員会の趣旨

ビオトープとは、「生き物が暮らす環境」を意味するドイツ語で、環境を保存したり復元したりする意味でも使われています。私たちは、環境を保存するのはもちろんのこと、創造するという観点から、公園等の中に「ビオトープエリア」を造り、自然の大切さをアピールしていきたいと考えています。

◆発足と活動内容

・平成10年、社団法人札幌造園協会と札幌造園技能士会の有志が集まり、ビオトープ委

 員会を発足。活動期間を5年間(平成15年まで)と定め、都市における自然環境の保

 全と復元を主眼に、実験的施工を行ってきた。

・実験では、もともとの地形を活かして滝や池を作り、北海道自生の花や木を植栽。これ

 によって野鳥・虫・水棲動物が戻ってくる様子を観察した。

・結果、カラスアゲハやサンショウウオといった生物が発見され、また、蛙が産卵するな

 ど、生き物が暮らす自然環境が復活してきた。

・毎年9月に実験地を一般開放し、子供たちにエリア内で遊んでもらいながら自然のすば

 らしさを体感してもらった。

・この度、5年間の活動記録を小冊子『ビオトープ活動5ヵ年の報告』にまとめて発行。

<報告書の内容>

 活動目的・意義 ・・・ 私たちが目指すビオトープと方針

 活動経過    ・・・ 実験地が生まれ変わっていく様子

 活動内容    ・・・ 実験地選びから、植栽事例まで

 会員コラム   ・・・ 感想や苦労など

 その他     ・・・ 今後の活動について

◆期  間

平成10年10月3日~平成15年10月6日 5年間